ブラジルにはキスを売る屋台がある。
そんな話を耳にしました!
なにー!そんなもの売っちゃっていいのかぁー??とびっくりしたら、
Festa Junina(フェスタ・ジュニーナ:毎年6月に行われるブラジルのお祭り)では結構定番なのだと説明されました。
この祭は、6月にちなんだカトリック教の3聖人にささげるものです。
1 聖アントニオ
ブラジルでは結婚の聖人として知られる聖アントニオ。彼の像がドアの後ろなどで逆さまに立てられていたり、水の入った花びんに逆さまに突っ込まれていたりするのは、独身女性が早く花婿を迎えるためのおまじないです。なんか残酷・・・。
2 聖ジョアン
彼はイエス・キリストのいとこ。説明は・・・特になし。
3 聖ペドロ
彼は天国の門番。
このフェスタ・ジュニーナ、もともとは植民地時代に伝わったヨーロッパの農村の習慣に由来し、カイピーラ(田舎)祭とも呼ばれています。
だから、今でもクアドリーリャというダンスでは田舎っぽい格好とお化粧をして楽しく踊るんです♪
これは田舎者のカップルの結婚式を表した踊りで、フェスタ・ジュニーナには欠かせません。
ほっぺを赤く塗られたちっちゃい子供たちが踊っているのはすっごく可愛いんですよ☆
↓こんな感じで踊ります↓
お祭といえばやっぱり屋台ですよね!
私がブラジルで行ったフェスタ・ジュニーナでは、冷えた体(ブラジルは日本と季節が逆)を温めるカンジキーニャという乾燥とうもろこしを細かく刻んだものと豚肉を煮込む料理が大人気でした。あとはホットワインなんかも定番ですね。
おもしろいのは食べ物以外の屋台★
冒頭でもお話したBarraca do Beijo(キスの屋台)には女の子たちが並んでいて、
“ほっぺにチュー”と“口にチュー”を売っているそうです!!
いいなぁ?、と思ったそこのあなた!可愛い彼女たちはもちろん子供ですよ!
他にもCorreio Elegante(エレガントな郵便局?) といって、お金を払って密かに特定の人にメッセージを届けるなんて屋台や、Prisao(刑務所)という名前の通り誰かを閉じ込めるなんてものまであるんです!なんだか楽しそうでしょう?
その屋台で得たお金は主催のクラブ、教会、学校などで使われるんだそうです。
今年はもう遅いけど、日本でもブラジル人の多い地域ではこのお祭をやっていたりするので、いつか機会があれば行ってみて下さい!!絶対楽しいですよ♪
お店はこちらから↓
「ド・ブラジル」
www.dobrazil.jp
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