大学の「ラテンアメリカ文学」の授業でブラジル人作家パウロ・コエーリョの『ベロニカは死ぬことにした』を読んだことがあった。
正直、あんまり好きになれなかった・・・。
彼の送るメッセージが、既にどこかで聞いたことがあるような内容だった気がしたし、なんだか売るための本だと感じたからだ。
だから、彼の一番有名な作品『アルケミスト』も無理に読もうとはしなかった。
でも最近、私が尊敬している先生おすすめの本だと知ったり、全然違うことをネットで検索していたのに、なぜかこの『アルケミスト』に行きあたったりすることが重なった。
これは誰かが私にこの本を読まそうとしているのか!?と思い、恐る恐る読んでみることにした。
それでもあんまり期待していなかったので、アマゾンで「¥1」にて購入。
通勤電車の中で読むこと数日。。。
ふ~ん・・・ちょっと悔しいけど、想像していたより面白かった。
文体とかストーリーは相変わらずあんまり好みじゃなかったけど、所々、自分の心に突き刺さるフレーズが出てきた。
この本、前に読まなくて良かった、と思った。きっと、働き始めた今だからわかることもある内容だと思った。
例えばこんな言葉達:
「おまえが誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ。」
「自分の運命を実現することは、人間の唯一の精勤なのだ。すべてのものは一つなんだよ。」
「学ぶ方法は一つしかない。それは行動を通してだ」
「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」
「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心にいってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」
「マクトゥーブ」「これがわかるためには、アラブ人に生まれなければならないよ。しかし、おまえの国の言葉で言えば、『それは書かれている』と言うような意味さ」
あぁ、本当はもっとあったけど探し出せない。。。
とにかく、主人公の少年は、自分の心、大いなる魂、前兆に従って、つまり運命に従って、「夢」「幸福」「愛」などについて理解していく。
読んでいてたまにイライラしてしまったのは、私にそれができていないからかもしれない。少年に対する嫉妬!?
最近、運命について考えたり、散歩しながら自分の心と話したりしていたから、ちょっと自分と重なったりもした。いや、たぶん私だけじゃない。この本を読んだ人はみんな自分の人生と重ね合わせて、その時々によって違うメッセージを受け取るんじゃないかなと思った。
きっと私にも色々な前兆が現れてきている時なのかも知れない。
マクトゥーブ・・・・・・
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