31 outubro 2007

チームの構成☆

みんなが1年間ため込んだ情熱を解放し爆発させる世界一美しき戦場、カーニバル!

エスコーラ・デ・サンバ(サンバ学校)に通い、練習に練習を重ね、本番ではあの一糸乱れぬ素晴らしいパレードを見せるわけですが、ただただ数千人が同じように動くだけではありません!

みんなそれぞれ役割があるのです!!

では、1つのエスコーラ・デ・サンバがどんな構成で成り立っているのかを見てみましょう↓↓↓
【以下、G.R.E.S. LIBERDADEサイト参考】

① 監督・作家・名誉職など


Carnavalesco(カルナバレスコ):パレードの構成、配置、衣装を担当。舞台監督であり演出家であり、台本作家をも兼ねる存在。


Diretoria de Harmonia(ジレトーリア・ジ・アルモニア):ハーモニーの総監督。もとはコーラスとパーカッションのリズムを総括する存在だったが、現在はカーニバルハーモニーの総監督を兼任している事が多い。年間スケジュールを決める重要な責任も持っている。


Mestre da Bateria(メストレ・ダ・バテリア):打楽器部門の総監督。300人ほどからなる打楽器隊の指導および構成と調整を行う。


Diretor da Bateria(ジレトール・ダ・バテリア):上記メストレの補佐。


Compositor(コンポジトール):作曲家。各エスコーラに20~30名程いる。テーマに従い各々がテーマ曲を作り、コンテストによって、その年のテーマ曲が選出される。
・Velha Guarda(ヴェーリャ・グァルダ):そのエスコーラに貢献してきた人々。年配の人がほとんどで、白やチームカラーのスーツ姿でパレードの最後を歩いたり山車に乗ったりしている。


② 音楽


Bateria(バテリア):様々な打楽器で構成される。演奏を受け持ち、エスコーラ(サンバチーム)の"心臓"と称されるポジションです。


Puxador, Cantora, Cavaquinho, Viola(歌手と弦楽器):歌手はテーマ曲(これをEnred=エンヘードという)を歌い、観客にメッセージを伝える。メイン歌手のことを特にプシャドールといい、歌いながら掛け声を入れ、パレードの士気を鼓舞する。4本の弦が張られたカヴァキーニョというブラジル特有の弦楽器やギターも、ともに演奏を盛り上げる。


③ 出演者


Comissao de Frente(コミサン・ヂ・フレンチ):直訳は、"先頭委員"。ページェントの司会役でもあり、進行を促すと同時に審査員や観客に自分達のエスコーラを印象付け、優勝へのお膳立てをする役割。高度な振付けの熟練とともに品位が要求される。


Porta-Bandeira e Mestre-Sala(ポルタ・バンデイラと メストリ・サラ):エスコーラの象徴である旗を持つ、名誉ある重要なポジション。2人1組で、ポルタ・バンデイラが女性、メストリ・サラが男性。踊りはもちろんですが、品性・演技力・優雅さ・息の合ったコンビネーションなど、すべてに高度なものが求められます。宮廷風の豪華な衣装を着ていて、その豪華さにはチームの力を誇示する意味もあるので各エスコーラとも贅を尽くしています。その重さたるや女性の衣装は10kgを軽く超えることも。


Ala das Baianas(アーラ・ダス・バイアーナス):サンバを創ったアフリカ系ブラジル人のルーツであるブラジルのバイーア地方に敬意を表して、この名がついている。エスコーラの中で貢献のあった女性ばかりで構成され、大変名誉あるポジションとされる。スカートを大きく膨らませたドレスとグルグルと回る動きが特徴。このドレスは、バイーアの地方色を濃く出した衣装でもある。また、規定人数に満たなかったり、男性が混じっていたりすると減点対象となる。


Ala das Criancas(ア-ラ・ダス・クリアンサス):子供だけで構成されたアーラ。未来のエスコーラを支える重要なポジションとして、非常に大切にされている。


Rainha da Bateria(ハイーニャ・ダ・バテリア):直訳すると"バテリアの女王"ですが、バテリアメンバーの中から選ばれるわけではなく、ダンサーの中から選ばれる。また、ポルタ・バンデイラやメストリ・サラなどとともに、名誉なポジションとされている。バテリアの真ん前で踊り、そのポジションには他に、マドリーニャ・ダ・バテリア、プリンセーザ・ダ・バテリアなどがあり、こちらも同じく名誉なこととされる。

※ハイーニャ=女王 マドリーニャ=宗教的な意味で代母、女後援者の意 プリンセーザ=お姫様


Passista(パシスタ):「サンバのダンサー」というと、露出度の高い衣装を着て羽根を背負った姿のイメージが強いが、実際には、パレード全体で1000人以上いる踊り手の中で、あの姿のダンサーはほんの少人数。それがパシスタ。パレードの中で唯一、その年のテーマにかかわりなくサンバそのものを表現する存在。(※アーラは集団でテーマを表現する)


Ala(アーラ):衣装と動きでその年のテーマを表現。集団美!一糸乱れぬ動きで観客を魅了する高度な振りが付けられたアーラがあれば、振付のない(観光客でも衣装を買えば参加できる)アーラもある。


Malabarista(マラバリスタ):主に男性ダンサーによるポジション。パンデイロという、タンバリンに似たブラジル特有の打楽器を使った曲芸的な演技で観客を楽しませてくれる。


④ 装飾物


Alegoria(アレゴリア):テーマはいくつかの章にわかれて表現されるが、それぞれの章のクライマックスを飾るのがアレゴリア。日本語だと"山車"が一番近い。装飾を施した山車を、車で引いたり人力で押したりする。ブラジルでは、パレードの最初に登場する、一番派手なアレゴリアのことをアブリ・アーラといい、各エスコーラとも一番ちからを入れ、たくさんお金をかけ、装飾や仕掛けに凝る。また、アレゴリアに乗っている人のうち、メインの人を"ジスタキ(=目立つこと)"、その他の人を"コンポジソン"という。
Fantasia(ファンタジア):衣装。綺麗で豪華でありさえすれば良いなどというものではない。衣装のひとつひとつも、テーマを表現するための手段。よって、そのテーマによって、コミカルな衣装、恐ろしげな衣装、など様々なものが出てくる。


どうでしょう?わかって頂けたかしら?知らなければただ踊っているように見えるカーニバル。こんなに細かく構成されていたんですね~☆実は、私もこんなに詳しくは知りませんでした(^__^;) 
この構成を知っていれば、もっと楽しくカーニバル観戦できそう!!
深いな~、ブラジルのカーニバル。これを読んだみなさんもぜひぜひ知ったかしちゃって下さい!!

アーラのところにも書いたけど、ちょっと練習しただけで、このチームの一部として、私達でも参加できるパートがあるんですよね!それなら参加しちゃおうじゃないか!?というのがこの「Carnaval Brasilhttp://www.carnavalbrasil.jp/)」企画なんです

百聞は一見にしかず!!
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